みなさん、こんにちは。
本日は日本人なら誰しもが知っているであろう、バイオリニスト葉加瀬太郎について。
超大物歌手であるセリーヌ・ディオンとの共演の経験があるなど、彼の経歴は驚くほどのもの。
ただ、バイオリニストとしての彼の実力や凄さは、普段バイオリンに触れない方たちにとってはあまり知られていないことだったりします。
果たして、彼の実力とは…。
彼の凄さや人気の理由について、深掘りしていきたいと思います。
葉加瀬太郎|プロフィール・経歴
葉加瀬太郎のプロフィールや経歴を簡単に紹介します。
プロフィール
- 名前:葉加瀬太郎(はかせ たろう)
- 本名:高田太郎(たかた たろう)
- 生年月日:1968年1月23日
- 年齢:56歳(2024年10月時点)
- 出身:大阪府吹田市
- 身長:178cm
- 体表作:「情熱大陸」
経歴
学歴
- 京都市立堀川高等学校音楽科(現在の京都市立京都堀川音楽高等学校)卒業
- 東京芸術大学音楽学部器楽学科ヴァイオリン専攻中途退学。
ちなみに、現在は京都市立京都堀川音楽高等学校芸術顧問を務めているとのこと。
コンクールで2位の実績
4歳からヴァイオリンを習い始めるた葉加瀬太郎氏。
10歳で教室に通い始め技術を磨き、中学2年のとき西日本コンクールで2位となったそうです。
クライズラー&カンパニー
東京芸術大学入学後、当時学生であった竹下欣伸、斉藤恒芳と共に結成された『クライズラー&カンパニー』の中心人物として音楽界に登場。
クラシックやポップスといったジャンルの垣根を越えて人気を博すが、1996年に解散しました。
著名人と数々の共演
葉加瀬太郎さんは、セリーヌ・ディオンなど初め、これまでたくさんの著名人と共演し活躍しています。
その一部をご紹介します。
アート・リンゼイ・プロデュースによる『watashi』(1997年)でソロデビューを果たしながらも、1996年から3年に渡ってセリーヌ・ディオンのワールドツアーに参加した葉加瀬太郎氏。
2004年、中島美嘉の楽曲をプロデュースし、NHK紅白歌合戦に中島の伴奏で出演。
2006年、『FNNスーパーニュースアンカー』のテーマ曲「Beyond the Sunset」を石坂慶彦と共に手がける。
2006年、志方あきこの2ndアルバムに参加。
2007年3月、ゆずとコラボで「春風 meets 葉加瀬太郎」発売。
葉加瀬太郎の実力はどれくらいなの?
略歴をみても、多数の著名人と共演している様から、バイオリニストとして素晴らしい経歴をお持ちなのだということが分かりますね。
では、葉加瀬太郎氏のバイオリニストとしての実力はどれ程なのでしょうか。
正統派バイオリニストとしての評価は難しい
クラシックのヴァイオリニストではない葉加瀬太郎氏。
例えるなら、前相撲のうちに相撲を廃業してプロレスラーになったような存在。
とも言われることのある葉加瀬太郎氏は、”実力はこれくらい” と具体的に説明することは難しいと言われいています。
世界的に有名なオーケストラや指揮者との共演が無い葉加瀬太郎氏は、正統派バイオリニストとして知名度は低いとも言われています。
その一方で、ポップス界のバイオリニストとしては右に出るものはいないとも言われています。
正統派バイオリニストとして日本一は誰?
ちなみに、
「じゃ、日本一のバイオリニストは誰なの?」と思うところですが、実績という意味では五島みどりさんの名が挙がることが多いように思います。
世界最高のオーケストラである「ベルリン・フィル」や「ウィーン・フィル」、名だたる指揮者とも共演しており、”MIDORI”の呼称で愛されています。
挙げればキリがないですが、漆原 啓子さん、樫本大進さん、庄司紗矢香さん、山根 一仁さん、周防亮介さんなどなど、魅力的なバイオリニストは日本にも多数いらっしゃいますね。
世界の古澤巌さんが見出した逸材
バイオリンの神とも言われている、世界の古澤巌さん。
葉加瀬太郎さんは、その古澤巌さんが見出した逸材なんだとか。
“バイオリンの神” 古澤巌さんと一緒に演奏されていることも多い葉加瀬太郎さん。
それ故に古澤さんと実力を比べられることが多く、 葉加瀬さんご本人も、『古澤さんとは格が違う』と言うほど。
とは言え、お二人が共演するステージは大変好評で、古澤さんも葉加瀬太郎さんとの共演を凄く楽しんでいらっしゃるそうです。
“バイオリンの神”に見出され、同じステージに求められるほどの実力をお持ちであることは間違いないのではないしょうか。
なぜ人気なのか。その秘密は『ポップス界』?
先にも挙げたとおり、ポップス界では右に出るものはいないとも言われる葉加瀬太郎さん。
彼の人気の秘訣は、ポップス界への活躍があるのかも知れません。
現に、ポピュラー音楽の世界でたくさんのファンを獲得し、コンサートを開けばホールを満員にし、ドラマや映画でもその音楽が使われるきた葉加瀬太郎さん。
そういう観点では、バイオリニストとして充分すぎるほどの実績を残しているようにも思えます。
テクノサウンドの先駆者?
葉加瀬太郎さんが学生の時に結成した弦楽ユニット『クライズラー&カンパニー』。
当時の若かりし頃のメンバーの皆さん↑。
葉加瀬太郎さんも今に比べて痩せていてクールな印象ですね。
当時の『クライズラー&カンパニー』の音楽は、今の葉加瀬さんの音楽とは異なりテクノのようなサウンドにアコースティックを重ねる作品でした。
当時はかなり斬新な音楽でそれに魅了さえていた方は多かったのではないでしょうか。
こちら⇓は解散してから19年が経ち、デビュー25周年に限定的な復活を果たした際の映像です。
『情熱大陸』の人気
「葉加瀬太郎と言えば『情熱大陸』」と思う方も多いのではないしょうか。
葉加瀬太郎さんの代表作である楽曲「情熱大陸」は、テレビ番組「情熱大陸」のオープニングテーマとして使用されていますね。
その楽曲の素晴らしさは誰しもが認めるものではないしょうか。
こちらは葉加瀬太郎さんがライブで「情熱大陸」を演奏している映像です。
さらに、番組『情熱大陸』のエンディングとして使われている「エトピリカ」。
こちらも葉加瀬太郎さんの楽曲ですが、オープニング曲の「情熱大陸」とは相対的で落ち着いたサウンドが心地良い楽曲ですね。
以上、葉加瀬太郎さんの実力や人気の秘密について深堀してみました。
この世代にバイオリニストとして活躍し、多くの人にバイオリンの魅力を伝えていますね。
葉加瀬太郎さんのこれからの活躍にも目が離せません。
これからも益々のご活躍を願っています。
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